想いを育てる時間

想いを商いにする途中#3

届けたい相手は、どうやって見つける?

「自分の想いを、仕事にしていきたい」

そう思ったとき、最初にぶつかる大きな壁のひとつが、
「誰に届けるのか」ということかもしれません。

ビジネスではよく「ターゲットを決めましょう」「ペルソナを設定しましょう」と言われます。

でも、いざ考えようとすると、急に難しくなってしまう。

年齢は?
性別は?
住んでいる場所は?
独身?既婚?
どんな仕事をしている人?

そんなふうに細かく決めようとすると、どこか窮屈に感じたり、
「本当にそんなふうに決めていいのかな」と迷ってしまうことがあります。

今回の「想いを商いにする途中」では、
そんなターゲット設定やペルソナづくりに対するモヤモヤを、対話の中で整理していきます。

大切なのは、最初から完璧な人物像を作ることではありません。

まずは、
「自分の想いや価値観に共感してくれそうな人は、どんな毎日を過ごしているんだろう」
「どんなことに嬉しさを感じるんだろう」
「どんな場面で、自分の商品や想いに出会ったら心が動くんだろう」

そんなふうに、ひとりの人を思い浮かべてみること。

ターゲットを決めることは、誰かを切り捨てることではなく、
自分の想いを、より丁寧に届けるための入口を見つけることなのかもしれません。

そして、ペルソナは必ずしも、年齢や性別、家族構成だけで決めるものではありません。

たとえば、
「他者への思いやりを持っている人」
「自分の暮らしを、自分で心地よく整えたいと思っている人」
「誰かや何かに、やさしい気持ちを向けられる人」

そんな価値観を軸に考えてもいい。

ビジネスの言葉は、ときどきとても固く感じます。
でも、その言葉の奥にある意味を、自分の感覚に合う形で捉え直してみると、少しだけ見え方が変わってきます。

ペルソナ設定は、広告を出すための細かい条件づくりだけではなく、
「自分の想いを、どんな人に、どんな言葉で届けたいのか」を考える時間でもあります。

正解をすぐに出すのではなく、
自分の想いと、届けたい相手のことを行ったり来たりしながら、少しずつ形にしていく。

今回も、起業や商いの途中で感じるリアルな迷いや気づきを、ありのままに残しています。

同じように、
「自分の想いを仕事にしたいけれど、誰に届けたらいいのか分からない」
と感じている方に、そっと寄り添う時間になれば嬉しいです。

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