旅をしていると、不思議なくらい猫に出会うことがあります。
路地裏でくつろいでいたり、港を歩いていたり、お店の前で昼寝をしていたり。
そして大分を旅した時には、ふらりと立ち寄った陶器のお店で、こんな猫に出会いました。
いた場所は、なんとレジカウンターの上。
まるで、「いらっしゃいませ」とでも言っているような顔で、どっしりと寝そべっています。
お客さんが来ても慌てる様子はなく、そこはすっかり自分の定位置のよう。
きっと毎日のように、店を訪れる人たちを眺めながら、気ままにお店番をしているのでしょう。
旅先で出会う猫たちは、その土地の風景の一部として、ごく自然にそこにいます。
だからこそ、あとになって旅を思い返した時、名所や食事と一緒に、あの時出会った猫の姿まで浮かんできます。
この時も、陶器を選んだ思い出と一緒に、レジカウンターでのんびり過ごしていた猫の姿が、しっかり心に残りました。
旅に出るたび、またどこかで猫に出会えるかもしれない。
そんな小さな楽しみも、私たちの旅のひとつです。