MAYUTAKA STORYBOOKにて、
『龍の主人 その一【前編】鏡の奥に眠る寺』 を公開しました。
この物語は、
都に暮らす小野清道が、屋敷の奥で一枚の鏡と出会うところから始まります。
季節は晩秋。
清道の暮らす屋敷には、都でも名高い美しい庭がありました。
けれど清道が向かったのは、
華やかな庭ではなく、屋敷の一番奥にある人気のない部屋でした。
そこに置かれていたのは、一枚の鏡。
誰かに呼ばれるように、
清道はその鏡へと近づいていきます。
そして、鏡の中に入っていくと、
清道の目の前には、屋敷とはまったく違う景色が広がっていました。
懐龍寺(かいりゅうじ)
それは、現実の中にあるようで、
どこか別の時間に閉じ込められているような、不思議な場所でした。
なぜ清道は、この寺へ導かれたのか。
鏡の奥に眠る懐龍寺とは、いったい何なのか。
そして、この出会いは、清道の運命をどこへ連れていくのか。
『龍の主人 その一【前編】鏡の奥に眠る寺』 は、
清道が不思議な世界の入口に立つ、物語のはじまりです。
静かな夜に、少しだけ日常を離れて、
鏡の奥へ続く物語をのぞいていただけたら嬉しいです。
どうぞ、ゆっくりお楽しみください。
またどこかで巡り逢うまで。